事例紹介

電車の配電箱

 

世界に通用する「安全」を確保

江橋工業株式会社では、大型でかつ繊細な技術を活かして、国内だけでなく世界にはばたく製品も作っています。

例えば鉄道列車に使用される、分電盤の塗装。電車の分電盤とは、車両の下部に置かれた、いわば「電車の心臓部」と言っても過言ではない部分。その心臓は常に振動や衝撃、そして風雨から守らなくてはいけません。

そこで指名されたのが、江橋工業の技術。江橋の塗装技術は5メートルを超す大型のものを乾燥させる炉を持ち、使いこなしがらも、細かい部分までに目を光らせる職人の技が特徴。
多少のサビやキズでも多くの人の足に影響を与えてしまう電車だからこそ、その細部にはこだわりぬいた技術と経験が必要となってきます。

 

風景に合わせた信号機塗装

 

風土に合わせた技術も開発

風景に合わせた信号機。
江橋工業の元に、ある相談が飛び込んできました。

それは岡山県・倉敷の美観に合わせた、石の風合いを見せる信号機の塗装の要望です。
詳しく話しを聞いてみると、それは大手塗装企業が請け負ったものの、その石の風合いの再現には程遠く、さじを投げてしまったもの。

この案件は「技術の江橋」と聞いてやってきたクライアント様の要望を丁寧に聞き取り、幾度ともなく試作を繰り返し、倉敷の歴史の色に合わせた信号機の塗装に成功。

その高い技術は全国でも評価されています。

 

厳しい環境に耐えうる強度を持つ案内掲示板

 

通行の安全を担う、確かな塗装を

江橋工業の技術は高速道路でも見受けられます。
現在東名高速道路に設置されている案内掲示板。

この案内掲示板は、行き交う無数の自動車たちに、行き先の安全に関する情報を提供する大事な役割を担います。
江橋工業の技術は、その行き先の安全を担う掲示板にも利用されています。

大きく広く掲示する掲示板の枠は、非常に厳しい環境下に晒されながらも、その旅の安全を示さなくてはいけません。
その掲示枠により強度になるための塗装を実施。

一辺が数メートルになる巨大なフレームの塗装も、スタッフの高度な技術と大型の乾燥炉のおかげで、丁寧で強固な仕上がりとなっています。

高い技術のほかにも、多くの要望に応えられる設備も有しています。